五輪強化?選択と集中?誰のためのオリンピックなんだろう?って思ってる

others, principle

東京オリンピックまで後1年・・・。
新聞やテレビでもオリンピックに向けての話題が増えて来てるし、俺も日本人として素直に日本人選手の活躍を祈ってるところだ。
で、先日だけど新聞にこんな記事が掲載されてた。

見出しの文字は・・・

五輪強化
選択と集中

って書かれてる。
なんか気になる・・・。
熟読してみたんだけど、俺的に「?」な部分があったんで、今回は東京オリンピックについて、思うところを書いてみようか。



以前もオリンピックで行われる競技開始時間について書いたんだけど、今回、俺が気になったのは政府主導での選手強化。
新聞のリードを読んでみると、スポーツ庁は19、20年度を強化の「ラストスパート期」と位置付けて、史上最多の金メダル30個獲得の目標に向けて、重点的に強化費を投入する15競技を発表した、って書かれてる。
どういう事かというと、期待度や過去の実績に応じて各競技をランク分け、それに応じて強化費を配分するっていうもの。強化費が30%程度増える最高位の「Sランク」には躍進著しいバドミントンや伝統の柔道など5競技が入ってるそうだ。それに次いで20%程度増える「Aランク」には、新競技のスケートボードやスポーツクライミングなどの10競技が入ってるとの事。

これ、俺の感覚だと・・・

スケートボード?

ってのが正直なところだ。
何年か前にも別な場所で書いたけど、冬のオリンピックでスノーボードが採用された時だっけな・・・。
日本代表の選手を見て、

遊びの延長でやってんのか!?

と思ったからな。
インタビューなんかを観ても、遊びの延長でやってるようにしか見えなかったし。
それが、今度はスケートボードだろ。
なんか釈然としないものを感じる。高校、大学、社会人~と競技と真剣に向き合って、日々、鍛錬してる他の競技のアスリートとは、な~んか違うような気がする。
まぁ、オリンピックの競技に採用されてるんだし、その道のプロフェッショナルが出るんだろうけど、他の競技にも目を向けても良いように思うけど・・・。

 

そもそもこの施策、イギリスの強化法を手本にしてるそうだ。
イギリスは05年にロンドン五輪の開催が決まると、トップ選手の強化を担う「UKスポーツ」が国の補助金や宝くじの売り上げをボートや自転車などの有望競技に集中配分した。その結果、ロンドン五輪での金メダル数は3位の29個に躍進、その後も不調競技のバスケットなどの支援を打ち切って競技の絞り込みを進めて、リオ五輪の金25個は中国を抜いてアメリカに次ぐ2位。
その英国流を手本にしてるそうだけど、ここでも俺的には「?」な部分が・・・

金メダルって・・・

そんなに大事か!?

そりゃ競技に出る選手は金メダルを目指して頑張ってるんだろうけど、これを国がランク付けして金の配分を決めるってのは、なんか嫌な感じしか受けない。
金メダルも大事だろうけど、それに向かって努力する姿勢というか、努力を続けてきた軌跡が大事なんじゃないかと思ってる。冷戦時代の共産圏の国じゃあるまいし、国が音頭をとって金メダルを目指すってのは、なんか違うような気がするけどな。

 

記事を読み進めていくと、こんな文字も目に入る。

団体競技を冷遇・・・

どういう事なんだろ、と読み進めていくと・・・
団体競技はリオ五輪でメダルゼロに終わるなど近年の低迷が響いて、重点支援競技に入ったのは野球とソフトボールだけ。この二競技にしたって、東京五輪では3大会ぶりに復帰したけど、次の24年パリ大会では再び五輪競技から外れる公算が高い。過去の男女で3個の金メダルを獲得した「お家芸」のバレーボールも重点競技から外されてる。

金メダルの獲得目標は30個らしいけど、1人で複数のメダルをつかめる個人競技と比べて、1チームでメダル1個の団体競技では「費用対効果」も小さいからな。
この辺も団体競技が冷遇されてる原因かもしれない。
冷戦時代の共産圏みたいに国威発揚のためのメダル獲得競走でもしようって思ってるんだろうか。
新聞によるとスポーツ普及の観点からも懸念があるようで、

昨年度の全国高校体育連盟の競技別登録者数はサッカー17万人超、バスケット15万人、バレー10万人といずれも10万人を超えてる。それに対して、Sランクに入ってるレスリングは2500人

タレント気取りでテレビのバラエティ番組に出てるレスリングのメダリストも居るけど、レスリングの世界的な競技人口なんてたかが知れてるだろ。
このあたりも俺的に「?」な部分だ。
「費用対効果」を考えて、団体競技が軽んじられてるとしたら、それこそ愚の骨頂。




Sランクに入ってるレスリングやら体操・・・
これって指導者のパワハラだとか暴力で連日ワイドショーを騒がせてなかったか?
こんなものが重点支援競技に入る事も俺的には「?」な部分。

強ければ何でもいい!

メダルの数が稼げれば何でもいい!

とでも思ってるんだろうか。
メダルの数も大事だろうけど、オリンピックには「もっと大切なもの」が有ると思ってる。

 

で、ここで記事を終わる予定だったんだけど、今朝の新聞にまたオリンピック関係の記事が掲載されてた。
東京オリンピックの各競技の詳細なスケジュールが発表されたってものだけどね。

暑さ対策のためだろうけどマラソンの開始は午前6時・・・。
なんなんだろうな、この無茶苦茶な時間は。
そもそも、真夏のクソ暑い時期にオリンピックを開催しなくても良いだろ。1964年の東京オリンピックは10月10日の開会式だ。
それが2020年の東京オリンピックでは真夏の開催・・・。
これについては以前の記事いでも書いたけど、巨額の放映権料を払うアメリカのテレビ局の圧力が原因。この時期、野球やバスケット、アメフトなどアメリカで人気のスポーツは、大きなイベントは行われない。
オリンピックをするなら、野球のワールドシリーズなんかが行われないこの時期の方が視聴率的にも良いだろ。

しかもアメリカの有望競技、人気競技なんかはアメリカのゴールデンタイムに合わせて決勝が行われる。
陸上の100mなんて、決勝が行わるのは・・・

日本時間の午前1時だろ!

午前1時って夜中だぞ。
もはや、呆れて何も言えないww

オリンピックって選手が主役じゃないのか?

誰のためのオリンピックなんだ?